球体通信

Around Forty gay on the Kyushu Island

Eさんとの温泉巡り。

ここ最近、週末はEさんと別府を中心に温泉巡りをしている。

別府の普段使いの温泉はだいたい100円とか120円で入れてしまう。

もちろんちゃんとした旅館やホテルではそれなりの値段はする。

しかし、市営の温泉施設や地元の人たちがお金を出し合って運営されている温泉施設は非常に安く入れる。中には市営でありながら湯の花(温泉成分が凝固したもの)がたくさん浮いた源泉かけ流しの無料の温泉もあり、正に温泉天国なのだ。

 

そんなすばらしい場所が近くにあるのにあまり利用してこなかったけれど、Eさんと二人で一度ふらっと立ち寄ってからはその魅力に取りつかれている。

Eさんと一緒に別府のアツアツの温泉につかり、湯上りにはEさんの好きなラーメンを一緒にお腹いっぱい食べる。この時間が今はすごく贅沢だなぁと感じる。

まだ30代なのにこんな老後みたいなことしてていいのかなとちょっと思うけど、まぁいっか。

 

Eさんと初めて温泉に入った時は正直ドキドキしたし、Eさんの体を全部見れた時は正直うれしかった。

お父さんらしい大きな背中、若い僕よりもかっこいいお尻。

特別引き締まってるとかそんなことではなく全体的なバランスがかっこいいんだな。

最近は遠ざかっているとは言ってもずっと運動をしてきた人の体はやっぱり違うなと思った。

もちろん50代だし年齢的なこともあって適度に丸みを帯びていてそこも素敵なんだなぁ。

 

ある日、何度も通った温泉で二人きりになれる時間があった。

いくら田舎の温泉だと言っても誰もいないということはなかなかない。

時間にして10分ちょっとだっただろうか。

いつもはアツアツの温泉もその日はなぜかちょうどいい温度になっていた。

リラックスして目を閉じ二人で並んでお湯に身を任せる。

お互い気を許してこうやってゆっくり過ごせるのは男同士だからこそなのかもしれない。

男と女で一緒に温泉に入るだと意味合いがまた変わってきちゃうしね。

大人同士。友達同士。男同士。

この関係の良さを追求していきたい。