先週、WEEZER(ウィーザー)のカバーアルバムがリリースされていました。
タイトルは『Weezer (The Teal Album)』。♪ Weezer (Teal Album) - YouTube
"ティール"とはこのアルバムのジャケットの色だそうです。
エメラルドっぽい緑がかった綺麗なブルー。素敵な色です。
"セルフタイトル+色+メンバー"という構図はファンの方にはお馴染みですね。
WEEZERのフロントマンであるリバース・クオモは、J-POP大好き。
熊本県出身の日本人の奥さんの影響でよく聴くようになったということです。
2008年、WEEZERの『Weezer (The Red Album)』日本盤ボーナストラックとしてBoAちゃんの名曲「メリクリ」を日本語でカバーして話題になりました。
2013年には同じくJ-POPをこよなく愛するALISTERのスコット・マーフィーとのユニット"スコット&リバース"として日本デビューもしました。
こちらはデビューシングル「HOMELY GIRL」。全編日本語詞で頑張っています。
Scott & Rivers - 「HOMELY GIRL」リリック・ビデオ
翌月には1枚目のアルバム「スコットとリバース」をリリース。
その中で木村カエラの「Butterfly」もカバーしています。
2017年、2枚目のアルバム「ニマイメ」をリリース。その際のインタビュー動画です。
スコット&リバースに直撃インタビュー! 日本語の作詞に一苦労
日本語うますぎのスコットと日本語カタコトのリバースの対比がいいですね。
日本語で歌っているのに洋楽コーナーに置かれてしまうのが悩みというスコリバ。
これはなかなか当事者じゃなければ気づけない問題ですね。
そういえばK-POPは日本語で歌っているのにK-POPだし。
これから移民が増えたりして国際化していけばこういうことも大きな問題になるかも?
一番の目標は紅白歌合戦出場というスコリバ。ぜひ出場してほしいですね。
聴き比べできるようにWEEZER版とオリジナル版を並べてみました。
(※5と10は公式動画が無い為、カバー版です。あしからず。)
1.Africa
Weezer - Africa (starring Weird Al Yankovic)
Toto - Africa (Official Music Video)
2.Everybody Wants To Rule The World
Weezer - Everybody Wants To Rule The World
Tears For Fears - Everybody Wants To Rule The World (Official Video)
3.Sweet Dreams (Are Made Of This)
Weezer - Sweet Dreams (Are Made Of This)
Eurythmics - Sweet Dreams (Are Made Of This) (Official Video)
4.Take On Me
a-ha - Take On Me (Official Music Video)
5.Happy Together
Jason Donovan - Happy Together - Official Video
6.Paranoid
Electric Light Orchestra - Mr. Blue Sky
8.No Scrubs
TLC - No Scrubs (Official Video)
9.Billie Jean
Michael Jackson - Billie Jean (Official Music Video)
10.Stand By Me
かなりオリジナルに忠実なカバーアルバムだと思います。リスペクトを感じますね。
一番好きなのは、「Everybody Wants To Rule The World」。オリジナルが好きなのもあるし、よりクリアなボーカルで21世紀によみがえっている感じで大好きです。
意外性のあるのは「No Scrubs」ぐらいでしょうか。90年代を代表するR&Bナンバーだし、女性ボーカルから男性ボーカルになっていますからね。
「Mr. Blue Sky」なんかは最近でも日本のコマーシャルに起用されているので若い人でも知っていると思います。
どれもスタンダードな名曲ばかりなので贅沢なコンピレーションとも言えます。
日本人にも馴染みやすい素敵なカバーアルバムだと思うのでぜひ聴いてみてください。