taipon2018’s blog

あるゲイの日記。好きな音楽を中心にその他もろもろ。

原田知世さん。

1990年代、世界的なスウェディッシュ・ポップブームがありました。

スウェディッシュ・ポップ、つまりスウェーデン発のポップスです。

その"せつない&やさしい"メロディーが受けたのか、日本ではまた特に人気が高かったですね。

僕が原田知世さんの曲に出会ったのはちょうどその真っ只中の1997年。

すでに世界的に活躍していたスウェーデンの音楽プロデューサー、トーレ・ヨハンソンによるプロデュース楽曲「ロマンス」でした。


ロマンス

さわやかではずむようででもなんかせつなくて。。。素敵なワクワクが詰まった曲。

1997年1月のリリースでしたが、なんかもう春のイメージしかないですね~。

トーレ・ヨハンソン原田知世さんだけではなく、ボニー・ピンクやカジ・ヒデキなど多くのアーティストを同時期に次々と手掛けていて活躍っぷりがすごかったですね。

 

原田知世さんは1982年に女優・歌手としてデビュー。

当時、メディアミックスで世間を席巻していた角川映画に次々と主演し押しも押されぬトップアイドルになりました。また主演映画の主題歌も担当しており、歌手としても大ヒットを連発。ユーミン提供の「時をかける少女」、「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」などはリアルタイムじゃなくても知っていると思います。

1980年代からトップアイドルだった原田知世さんが再び脚光を浴びる形となったのがトーレ・ヨハンソンプロデュースの「ロマンス」でした。

この曲を収録したアルバム『I could be free』もかなりヒットしましたね。

 

続く1997年7月リリースのシングル「シンシア」は、壮大なラブ・バラード。

こちらももちろんトーレ・ヨハンソンプロデュース。


シンシア

原田知世さんご本人主演の日本テレビ系ドラマ『デッサン』の主題歌でしたね。

ドラマも切なくていいドラマだった気がします。あんまり覚えてないけど。

この曲は「ロマンス」よりもロングヒットを記録しました。

 

この2曲のヒットを受けて1997年9月にはベストミニアルバム『Flowers』がリリースされました。当時のトーレ・ヨハンソンプロデュース楽曲の人気の高さがうかがえます。

ちなみにどちらも楽曲提供しているのはトーレとともに活動していたウルフ・トゥレソンだということです。

 

その後、原田知世さんの他の曲も知りたくなって僕が聴いたのが2001年11月リリースのベストアルバム『Best Harvest』。なんと18曲もたっぷり名曲が入っているベスト盤なんです。トーレ・ヨハンソンプロデュース楽曲も多く収録されていますが、それ以前の曲ももちろん入っています。

 

アルバムのオープニングは「Tears of Joy」。


Tears of Joy

このベストアルバムの先行シングルとしてリリースされたバージョンです。

オリジナルバージョンは1990年の同名アルバムに収録されています。

ベッドに横になり眠りにつく前に良く聴いていました。

 

アルバムのラストを飾るのは「早春物語」。


早春物語

1985年、原田知世さんご本人主演の同名映画の主題歌としてヒットしたこの曲。

原田知世さんの歌声から伝わる純粋すぎる一途な想いは胸が苦しくなるほど。

「早春物語」もオリジナルとは違うバージョンで収録されています。

このベストアルバムのバージョンを初めに聴いたからでしょうね、オリジナルバージョンよりどちらも僕は好きです。

本当に長いキャリアの中でたくさんの作品を残されているのでこれからまたゆっくり聴いていきたいと思います。

 

2017年発表のセルフカバーアルバム『音楽と私』。

その先行シングルとなった20年ぶりに生まれ変わった「ロマンス」。

余計な味付けのない、真正面からのセルフカバーでした。


原田知世 - 「ロマンス」

 

そして、昨年発表された最新作『ルール・ブルー』からの先行シングル「銀河絵日記」。 


原田知世 - 「銀河絵日記」

ミュージックビデオの絶妙なファンタジー感もかわいらしいですね。
原田知世さんの大好きなイラストレーターさんとのコラボレーションだそうです。

歌詞からわかる通り宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフに作られたこの曲。

ちなみに元チャットモンチー高橋久美子さんが作詞されています。

 

精力的に音楽活動を続けている原田知世さん。

アイドルからアーティストへの脱皮というという意味では大成功例と言えると思います。

ずっと変わらず柔らかなイメージですが、確固としたご自分の意思がなければ長く活動し続けることはできなかったでしょう。

好きなものを曲げずに貫き、選んできたから今があるんだろうと思います。

 

昭和、平成、そして次の時代。これからも"時をかける少女"であり続けるのでしょう。

 

音楽と私(限定盤)(DVD付)

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原田知世 Best Harvest

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