思えばいつも天邪鬼に生きてきた気がします。
人とは違う方向を選んで、選んで。まぁただのヘソ曲がりなんですけど。
ずっと流行りものを素直に受け入れられない人間で。
結局数年後に後追いして"もっと早く聴けばよかった!"ってなるんですけどね。
さて、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の勢いが止まりません。
日本だけで116億円!全世界で興行収入は935億円って!!
本当に記録的大ヒットですね~。今この時代に口コミでこんなヒットするなんてことがあるんだというのにも驚きです。何度も見に行くリピーターも多いとか。
まぁ当然、僕は見てないんです。
てか、いつまで上映してんねん、っていう。ロングランすぎるでしょ。
見てなくても"最後のライブシーンがすっごい感動する!"って基礎知識が入っちゃいましたよ。
ヘソ曲がりな僕は今こそジャーニーという気分ですね。
聴いていてスカッとするスティーブ・ペリーのボーカルが好きなんです。
バラードの時のしっとり具合もホントに最高だなぁと思います。
◆クイーンとジャーニーの共通点◆
・活動期間 (クイーン:1971~ ジャーニー:1973~)
・日本での人気の高さ (来日公演も多数)
・何度もリバイバルヒット
・唯一無二なボーカルリストの存在
(クイーン:フレディ・マーキュリー ジャーニー:スティーブ・ペリー)
・新たなボーカルを迎え現在もバンドが活動中
他にもいろいろありそうですが、薄い知識なのでこの辺で。
もちろん音楽性とか全然違うとは思うんですが、長く日本で愛されてきた洋楽バンドという意味では同じカテゴリーだと思います。
ゲイだからクイーンを好きじゃないといけないとかマジなんなん。歌姫ってなんなん。
別にクイーンが嫌いなわけじゃないんですが、僕は一度ジャーニー派と決めたら死ぬまでジャーニー派なんで。
昔から変なところにこだわりのある性格なんです。すごく自分でも面倒くさい。
こだわりが強いってマイナス面が大きい気がしてます、最近。
でも、この性分は変えられません。
とにかく、今こそジャーニーを聴きましょう。
代表曲のひとつ、「Don't Stop Believin'」。
Journey - Don't Stop Believin' (Live in Japan)
せつない曲調ながらも力強い応援歌であるこの曲。歌詞がいいですね。
これまで多くのCMやドラマ、映画に使われて愛されてきました。
2009年には米人気ドラマ『グリー』でカバーされて全米4位になったようです。
個人的にはシャーリーズ・セロン主演の映画『モンスター』のエンディングに使われていたのがなかなか印象的でした。最近の車のCMも記憶にありますね。
こちらも代表曲のひとつ、「Separate Ways (Worlds Apart) 」。
Journey - Separate Ways (Worlds Apart) (Official Music Video)
勇ましいイントロが印象的なこの曲。80年代コンピにも多く収録されてました。
エアギターをはじめエアバンドの元祖ともいえるミュージックビデオ。
2017年、レキシがこれをオマージュ?したことでも話題になりました。
こちらがレキシがパロディーしたミュージックビデオ。曲は「KATOKU」。
レキシ - 「KATOKU」 Music Video (YouTube ver.)
ダイハツ『トール』のCMソングとして大量にOAされましたね。楽しい曲です。
今なお愛され続ける名バラード、「Open Arms」。
1995年にマライア・キャリーがカバーしたことでもよく知られています。
そして、2004年に映画『海猿 ウミザル』の主題歌となりリバイバルヒット。
この時は過去のベスト盤がリニューアルしてリリースされ、ジャーニー人気が再び高まりました。
日本テレビ系『スッキリ!』のオープニングテーマとしてお馴染みの「Any Way You Want It」。
スティーブ・ペリーのハイトーンが心地よいアッパーチューン。朝からノリノリ。
僕が一番好きなのはやっぱり「I'll Be Alright Without You」。
Journey - I'll Be Alright Without You
イントロから持っていかれます。せつなくてメロディアス。聴き終った後の余韻もすごい。
なんか振り返っちゃいますね、いろいろ。中身のないしょーもない人生でも。
人気絶頂の中、健康上の理由からジャーニーを脱退したスティーブ・ペリー。
こちらがソロとなったスティーブ・ペリーのYouTubeチャンネルです。
昨年10月に25年ぶりの最新作『Traces』が世界同時発売でリリースされてたんですね。
こちらは『Traces』からのファーストシングルである「No Erasin'」。
御年70歳。ノドどうなってんねん、っていう。改めてすごいボーカリストですね。
この復帰作が全米6位を記録、自身初の全米TOP10入りを果たしたそうです。
日本でもサウンドスキャンの洋楽チャートでは1位を記録するなど変わらぬ人気の高さを示しました。正に鮮やかなカムバック。
45歳で亡くなったフレディ・マーキュリーと70歳になり復活したスティーブ・ペリー。
本当に人の人生というのは様々だなぁと思います。
うちの近所でもまだやってるなぁ、『ボヘミアン・ラプソディ』。
でも、僕はジャーニーを選んだ人生なんで今は見ません!!!
" Don't Stop Believin' "自分の感性を信じて。