新元号が「令和」に決まった。
昭和生まれのおっさんとしては「昭和」と被っていることと「令」という字の何とも言えない据わりの悪さが気になるのだが、嫌だ嫌だと言っていても始まらないので受け入れよう。
元号はあくまで記号であり、その時代をどういうものにするかは僕らにかかっている。
ここまで書いて指が止まる。最後の文がひっかかる。
ブログを書いていると妙にかっこつけたい自分がいることに気付く。
毎日書きなぐったような文章なので実際できてないが、
少しでも自分を良く見せたいような部分がこんな僕でも確実にある。
自分の中のこうであるべきという像にはめ込みたがる癖もある。
結果、自分で自分を雁字搦めにし息苦しくさせていく。
生きる上でたくさんウソをついてきた。
僕はゲイであるということをカミングアウトしていない。
小さなウソは毎日のこと。当たり前のこと。そうやって生きてきた。
その繰り返しの中でおそらく麻痺していた。
いつの間にかゲイとは関係ないことでも平気でウソをついていた。
自分でそう気づいたときはショックだった。
少しでも自分の中の本当に思っていることをさらけ出したいと思ったし、
自分の好きなモノや気になるモノを主張することができればとブログを続けている。
毎日無理して書くのも違うかなと思うけど、今はちょっと無理をしたい。
当たり前に自分をさらけ出せるなら何かが変わると信じたい。
くだらない冗談を言える誰かのいない人生は寂しすぎる。
エイプリルフールに正直に生きたいと思った。
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