球体通信

Around Forty gay on the Kyushu Island

チューリップの季節。

チューリップの季節ですね。全国各地でチューリップ祭りが開催されています。

最近はその規模がどんどん巨大化していて何十万本単位のものも当たり前になっていますね。

規模には圧倒されますが花をちゃんと楽しめてるかと言われると微妙なような。

まぁ僕たちが求めているからそういう方向に行くんでしょうけど。 

 

音楽界のチューリップといえば、財津和夫さんを中心に結成されたフォークポップバンド。

1970年代から何度も再結成を繰り返しながら活動を継続されています。

 

チューリップの代表曲といえば、この「心の旅」。


心の旅

フォークソングの代表的なヒット曲としても挙げられる名曲ですね。

多くのアーティストにカバーされていて特に1990年に発表された吉田栄作のカバーは有名です。

サラサラヘアーに白Tシャツ、ケミカルウオッシュジーンズという爽やかスタイルで一世を風靡した吉田栄作が歌いヒットさせました。

最近はまたケミカルウオッシュジーンズが普通に穿かれていて時代は巡るなぁとつくづく感じます。

 

現在無料配信されている1990年代を代表するヒットドラマ「ひとつ屋根の下」。

tver.jp

フジテレビ系月9ドラマとして1993年に第1弾が、1997年に第2弾が放送されどちらも記録的大ヒットとなりました。

脚本家・野島伸司の作品らしく様々な不幸が降りかかりながらも家族で団結して乗り越えていくホームドラマでした。

2009年に大変なことになってしまった酒井法子さんも出演されていますね。

 

このドラマの主題歌となったのが「サボテンの花」。


サボテンの花

「ひとつ屋根の下」では財津さんのソロ名義でのセルカバー版。

「ひとつ屋根の下2」第2弾ではチューリップ名義でのセルフカバー版が使用されています。

 

そして、ドラマの中で挿入歌として印象的に使用された「青春の影」。


青春の影

完全に泣かせに来てる使われ方でしたが、まんまと大号泣したのを覚えています。

なんだかんだやっぱりいいドラマだったな。ちょっと見返してみようかな。

 

チューリップの楽曲は他のフォークの人達より古臭くないというか暑苦しい感じがなかったので1990年代にも自然に受け入れられたのかもしれません。

野島伸司の作品ではその他にも数多くのリバイバルヒットを生み出していますからそういう感覚もすごい人だったんだなぁと思います。

 

僕が一番好きなチューリップの楽曲は「ぼくがつくった愛のうた (いとしのEmily)」。


ぼくがつくった愛のうた (いとしのEmily)

財津さんの敬愛するビートルズ感がすごいエバーグリーンな名曲です。

やっぱりビートルズのようにずっと残っていく普遍的なポップス要素がすごいからチューリップって僕ら世代にも響いたのかなと感じています。

2001年にはキリンビバレッジ「午後の紅茶b」CMソングに使われてましたね。

当時デビュー間もないBoAの愛らしい姿がかわいらしい曲とともに印象に残っています。

ちなみにこの曲も「ひとつ屋根の下」の挿入歌として使用されていたようです。

 

現在チューリップは昨年9月にスタートした全国ツアーの真っ最中。

2014年のメンバーの安部俊幸さんの死、2017年の財津さんの大腸がんを乗り越えての再始動ツアーなのだそうです。

 

鮮やかなチューリップの様にいくつ季節が巡ってもチューリップの楽曲は色褪せずに残っていくんだろうと思います。

 

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