大型連休中にツイッター上でバズっていたある話題。
謎のおもちゃが発掘されてクソ笑ってる pic.twitter.com/3knnfR0lEM
— 🌻 (@osakana_184) April 28, 2019
あの「欽ちゃんの仮装大賞」でおなじみの得点パネルがおもちゃになっていた!
いろいろと検索すると既に以前から話題になっていたようですが僕は今回初めて知りました。
僕は昭和59年生まれで昭和の最後のしっぽの先ぐらいしか知りませんが、
この何とも言えないレトロな効果音に昭和を感じてほっこりしてしまいました。
「欽ちゃんの仮装大賞」は現在も「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」として放送が続いている長寿番組で、僕も小さい頃からずっと見ていました。
素人の突拍子もない発想にはかなり笑わせてもらいましたし、欽ちゃんの審査員への「もうちょっと、点数上げてあげてよ~」というお決まりのお情けも時に解せない場面もありましたが楽しめていたと思います。
僕らの世代は欽ちゃんの本当の全盛期を知りません。
かつて"視聴率100%男"(当時出演していた番組が軒並み高視聴率を記録し、視聴率を合計すると100%になる程の大人気だった)と呼ばれた黄金期があったことは知っていますが、実際の活躍や当時の空気感は当然わかりません。
でも、当時の大人気を示す様に欽ちゃんの番組からたくさんのスターやヒット曲が生まれてたことは昭和を振り返る番組でたびたび目にしたので知ることができています。
今回は欽ちゃんの番組から生まれた代表的な二つのユニットの名曲を振り返りたいと思います。
イモ欽トリオ(イモきんトリオ)は、日本のバラエティ番組『欽ドン!良い子悪い子普通の子』から生まれたユニット。1981年には歌謡曲も発売し、一大ヒットさせるなどの活躍をみせた。(Wikipediaより)
イモ欽トリオのデビュー曲でいきなり大ヒットとなった「ハイスクールララバイ 」。
エイティーズレトロなサウンドがいいですね。作詞は安定の松本隆さん。
YMOぽいと思ったら作曲・編曲は細野晴臣さんだったんですね。そりゃそう思うわ。
全然世代じゃなくても懐かしのテレビとかでよく目にしたから歌えちゃいますもんね。
テレビ番組からの企画ものユニットの正に走り。1981年の年間4位の大ヒット。
わらべは、テレビ朝日系のバラエティ番組『欽ちゃんのどこまでやるの!?』から誕生した高部知子、倉沢淳美、高橋真美の3人から成る企画ユニットである。(Wikipediaより)
わらべのデビュー曲となった「めだかの兄妹(きょうだい)」。
作詞・荒木とよひささん、作曲・三木たかしさんというゴールデンコンビによる楽曲。
このお二人といえば、テレサ・テンさんのミリオンヒット3部作でもおなじみです。
さらに編曲は教授こと坂本龍一さんだったんですね。超豪華。知らんかったなぁ。
ロングヒットの末、1983年(昭和58年)の年間3位を記録。
わらべ最大のヒット曲となった「もしも明日が・・・。」。
『わらべ with KINDOKO FAMILY』名義でのリリース。
番組からの企画ものでデビュー曲の大ヒットをさらに超えるなんて
当時の人気ぶりがよく分かります。また楽曲のクオリティの高さが改めて感じられます。
作詞・荒木とよひささん、作曲・三木たかしさん、編曲・佐藤準さん。
僕の生まれた1984年(昭和59年)の年間1位を記録した大ヒット。
今回初めて知ったこの曲も大好きになりました、「昔、むかしは…」。
「もしも明日が・・・。」のB面に収録されていた曲なんですね。すごくかわいらしい曲。
作詞・荒木とよひささん、作曲・三木たかしさん、編曲・鈴木慶一さん。
童謡ポップスとでも言うのかな。こういう曲が売れる時代、素直にいいなと思います。
なんだかせせこましくなってしまった平成の時代。
時計の針は戻せないけれど、心に余白を持たせてくれる
こういう音楽に触れるだけでなんだかやさしい気持ちになれそうです。
小さい頃見ていた「欽ちゃんの仮装大賞」のあの温情判決。
欽ちゃんの素人への頑張りを最大限にねぎらうあの愛情表現。
昔はなんか嫌だったけど、今見たら許せるのかも。
昭和のおおらかさ、忘れていませんか。
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