CORE OF SOUL。 - 球体通信

かつての東芝EMI最後期を代表するバンドだと思います。

2001年メジャーデビュー。2006年惜しまれつつ解散したバンド、CORE OF SOUL。

メンバーはボーカルで紅一点のFukkoさん、ギター・ベースのソン・ルイさん、マニピュレーションの飯塚啓介さんの3人。

バンド名からもわかるように広大な精神世界を内へ内へ探究するような音楽だったと思います。それはメロディアスでありながらダイナミックで音楽で冒険をしている感覚。

同時期に東芝EMIに在籍したルルティアにもつながるような不思議な浮遊感を感じることもありました。

デビューシングル「Photosynthesis」。2001年5月リリース。

TBS系『CDTV』エンディングテーマ。

当時多くのFMパワープレイを獲得して流れまくってました。

僕もこの曲をFMで耳にして初めてCORE OF SOULに触れました。

敢えてカタカナにするとフォトシィンサシスなのかな。光合成という意味です。

目の前に広がる新しい世界。イントロからビンビンに感じられるはずです。

セカンドシングル「FULL MOON PRAYER」。2001年8月リリース。

日本テレビ系『AX MUSIC FACTORY』AX POWER PLAY #047。

この曲で関西でブレイクして東芝EMIからメジャーデビューが決まったようです。

ファーストアルバムのオープニングを飾るタイトルチューン「Natural Beauty」。

TBS系『世界・ふしぎ発見!』エンディングテーマ。2002年2月リリース。

勝負のサードシングル。正直僕はかなり聴いたんですが、残念ながら売れませんでしたね。

フォースシングル「Flying Peoole」。2002年8月リリース。

TBS系『オフレコ!』エンディングテーマ。

おそらくCORE OF SOULのシングルの中で一番疾走感あふれるナンバー。

フィフスシングル「花環」。2003年1月リリース。

CORE OF SOULらしい不思議な感覚を味わえるナンバー。

あっという間に流れ行く時の中で花環を紡ぐような人間の営みが歌われています。

セブンスシングル「Purple Sky」。2004年1月リリース。

日本テレビ系『AX MUSIC-TV』AX POWER PLAY #051。

中国出身のソン・ルイさんが作曲した遥かな大陸を感じさせるナンバー。

美しい胡弓がとても印象的です。

活動した5年間でシングル9枚、アルバム6枚（ミニアルバム・ベストアルバム含む）をリリースしたCORE OF SOUL。

タイアップもかなりついていたしどこで売れてもおかしくないクオリティだったのは確かで。

CORE OF SOUL解散後、ボーカルのFukkoさんはソロ名義である"LOVE"としてしばらく活動していましたね。ドリカムの吉田美和さんと同じ事務所になったとかで一緒にメディア出演をしたりしてたのを覚えています。

ソロでもそれなりのヒットというのは正直なかったですね。

ちょっと実力がありすぎたのかな。日本はどこかに親しみやすさを求めますからね。

音楽性も全然違うし比較にならないでしょうが、多国籍バンドいう括りでは同時期のm-floがいますね。もう少し時代が違えばm-floのようにより多くの人に受け入れられていたかもしれません。

くわしくはこちら。