taipon2018’s blog

あるゲイの日記。好きな音楽を中心にその他もろもろ。

生きづらさを感じる人へ~内向型人間というマイノリティ。

この4月にアマゾンプライムの年会費の値上げが発表されましたね。

映画などが見放題の「Prime Video」などはよく見ていたし元を取れるように利用したつもりでしたが、他にもたくさんのサービスがプライム会員で利用できるんですよね。

www.itmedia.co.jp

アマゾンお急ぎ便が利用できたり、音楽聴き放題の「Prime Music」や本が読み放題の「Prime Reading」、さらにはストレージサービスなどなどたくさん。
でも、結局僕という人間は1人しかいないわけで。

そんな膨大なサービス全部利用できるわけじゃないし、次回の更新は見送ることを決めました。まぁ1000円ももったいないと思ったからなんですけど。

すべてアマゾンで賄えるんなら多少高額でも出すんですけどねぇ。現状そうはいかないし。

 

僕のアマゾンプライム会員の更新が来月に迫る中で「Prime Reading」でいろんな本を読み漁っています。

www.amazon.co.jp

もちろん読み放題の対象の本はかなり限られるんですが、意外な雑誌とかも読み放題に含まれているのでチェックしてみることをお勧めします。TARZANとかも読めますよ?

 

で、いろいろ読んでるうちに出会ったのがこの本。

アメリカの心理療法士/カウンセラーのマーティ・O・レイニーさんが書かれた『内向型を強みにする』。

内向型を強みにする

内向型を強みにする

 

2013年に発表された本のようで、2006年発表の彼女の代表作『小心者が世界を変える』の新装改訂版だということです。

 

挿絵もなしの300ページの本って最近読んでなかったし、スマホで長時間読むのも初めてに近くてかなり時間をかけながら読みました。

なぜゆっくりでも全部読めたかというと、これまで僕が生きてきた中で感じた生きづらさに理由があったんだということがこの本の中に詰まっていたからでした。

 

思春期にはゲイであることにももちろん悩んでいましたが、僕の場合いわゆる"コミュ障"でありかなり人間関係でも悩んできました。

学生時代、他人と同じようにふるまえないことはかなり僕に劣等感を感じさせました。

みんなと同じようできない僕は劣っていて、いつかあの子みたいにならなきゃいけないと。

また親からもいつか「自分の殻を破って人前でいろいろと表現できるようになるよ」というようなことを言われていたし、今の自分はダメなんだなということを常に感じてきた気がします。

成人しても転職を繰り返してみたり、決してうまくやってきた人生ではありませんでした。

けれど、この本を読んでこれまで感じてきた生きづらさや劣等感に理由があったんだということを発見できたことで今までの自分を赦し受け入れることができたような気がします。

 

人間には、自分の外からエネルギーを得るタイプ"外向型人間"と自分の内からエネルギーを得るタイプ"内向型人間"がいるのだと著者は言います。

(本の中に簡単なテストがあるのでやってみてください。僕は思いっきり内向型人間でした。)

そして、それらは脳の神経系の回路の構造から違うのだそうです。

(この事実はかなり僕の中では衝撃的でした。)

 

内向型人間がどのように学術的に扱われてきたかという歴史から内向型人間が受けやすい誤解や陥りがちな思考、日々の生活(仕事やプライベート)で内向型人間がどうすべきなのか、最終的には内向型人間が外向型人間が主たる世界でどう生きるべきかまで様々な内向型人間に関する著書から引用されさながら"内向型人間のための説明書"の様になっているこの本。

 

外向型人間のように社交的で活動的で自らを進んで表現することが是とされる現代社会。

内向型人間はマイノリティということになるでしょう。

しかし、著者は内向型人間には内向型人間の役割があるし、決して劣ってはいないこと。

そして、外向型人間と内向型人間の間にあるのは気質の違いがあるだけで

そのどちらにも優劣はないのだと丁寧に教えてくれます。

 

内向型人間は自分でも感じますが、かなり生きるのはめんどくさいです。

外からエネルギーを得られる外向型人間と違って内向型人間は内側からエネルギーを得るので、そのエネルギーは限られますし自らの中でエネルギーを作り出す時間(自分だけの時間)がなければ燃え尽きてしまいます。

本の中では内向型人間の生きていくための自分自身に対するケアの方法も丁寧に教えてくれています。

 

やはりこの本の一番の魅力は、自身も内向型人間として生きてきた著者がその経験を通して内向型人間の読者をそっとサポートするようなやさしい視線であふれているところだと思います。

カウンセラーとしてのクライアントの話もたくさん出てきますし、内向型人間の様々な悩みに共感すること間違いないでしょう。

 

不器用という言葉が似合いそうな内向型人間。だけど、悪くはないじゃない。

内向型人間を、自分の性質をよく知ることから次のステップが始まるはずです。

マイノリティではあるけれど、生きる道は必ずあるんだという一筋の光のような本です。

今後の人生の指針となりうる本に出会えました。

 

一筋の光

一筋の光

  • ナイス橋本
  • J-Pop
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