先月、没後10年を迎えた永遠のロッカー・忌野清志郎さん。
近年もよく耳にしていた 忌野清志郎さんの歌といえば、多くの人がセブンイレブンのCMソングとして大量OAされたこちらの曲を思い浮かべるのではないだろうか。
THE TIMERSの「デイ・ドリーム・ビリーバー」。
THE TIMERS - デイ・ドリーム・ビリーバー (Hammock Mix)
オリジナルはこちらのモンキーズですね。
The Monkees - Daydream Believer (Official Music Video)
タイガースに対抗して生まれたタイマーズがカバーするという面白さ。すごいわ。
忌野清志郎さんは亡きお母さんを想い歌っていたんですね。
亡くなった時に実のお母さんではなかったというのを知ったというもすごい話です。
これ普通に彼女=交際相手としてもかなり切ない歌ですよね。
そんな歌をテーマソングにしているセブンイレブンもなんだか切ない状況になってしまっている。
ちょっと前までは景気のいい話ばかりだったセブン。
昨年1月、国内小売りチェーンで初めての2万店を達成。
そして今年7月11日、満を持して沖縄に本格出店し全国制覇すると盛り上がっていた。
しかし、今ではまるで悪徳企業のボスのような扱われ方で。。。
会長のお爺ちゃんを追いやってからなんだか一気にガタガタっと来た感じ。
弁当の味付けひとつにも口を出すワンマンっぷりが有名だった鈴木会長。
その弊害も大きかったのでしょうし今のコンビニの構造的問題を作り出した張本人とも言える人。
でも、会社って大きな精神的支柱が必要だったりもして。。。
大きな組織になればなるほど強烈な社長が必要だったりもするからなぁ。。。
最大の功労者をあんな形で追い出してしまったことが今の状況を招いているのかもしれない。
セブンの右肩上がりの成長はバブル崩壊後の厳しい中でもしっかりとしたもので
それは僕たちにたくさんの夢を見せてくれていたのかもしれない。
どこまでも成長していく日本経済の未来の夢を。
そろそろ夢から覚めて現実を直視しなければならない。
そのきっかけがセブンの24時間営業問題だったのではないだろうか。
この春、セブンを含めコンビニ大手各社は新規出店を見直し抑制することを発表した。