あるNPO法人の街頭調査で若者の多くが参議院議員選挙の投票日(7月21日)を知らないということがわかり話題になっています。
まぁ特に普段から政治に関心ない若者は今が選挙期間中ということも気づかないだろうなという感じはしています。
それは今年の参院選ではテレビの選挙報道自体が減っていると感じるからです。
まぁあくまで僕という一般庶民の肌感覚ですから明確なデータは示せませんが。
そう感じているのは僕だけかなと思ってツイッターなど見てみると同じように感じている方の意見が結構あって安心しました。
たまたま見ていたあるニュース番組は30分間の放送で一度も『参院選』の言葉が出ずに終わってしまい非常に驚きました。
なぜこんなことになっているのだろうと疑問に思っていたらこんな記事が。
簡単に内容をまとめると、
・日本は国連の特別報告者から放送法4条の廃止を勧告されている
・政府が"政治的公平"を盾に放送局を停波させることができる
・テレビ界は規制緩和で既得権を手放したくないので現状維持を望んでいる
・日本には他の先進国にはある独立放送規制機関がない
・"政治的公平"な放送自体が非常に困難なものであり絵に描いた餅である
日本は放送法4条によって世界でも特異な放送メディアの状況になっていたんですね。
政府が報道規制的なこともやろうと思えばできること自体がかなり特異なようで。
テレビ界も政府に文句言われたら終わりだし、ご機嫌も取っておかないと既得権を守れないからわざわざ危険を冒して選挙報道なんてしないですよね。。。
ある種の忖度が働いているのかなぁという気もします。
とはいえ、テレビが選挙報道してくれなければこのまま盛り上がりに欠ける世間の空気は変わらないような気がします。
もちろんネットでは盛り上がっているとは思うんですけど、テレビの力は未だ絶大ですからね。
はっきりとした理由は一庶民にはわかりませんが、しっかりと選挙報道を伝える義務がテレビにはあるはずです。
投票日まであと1週間。投票日当日の特番だけでなく若者にも届くよう選挙について伝えてほしいと切に願います。