ついに来月末でサービスが完全に終了してしまうポケベルことポケットベル。
平成を振り返るうえで外せない重要アイテムですね。
僕はポケベル世代ではないものの、歳の離れた兄弟が友達とのやり取りにポケベルを使っていたのを見ていて秘密の暗号みたいで楽しそうだなぁと思った記憶があります。
それと同時に難しそうだなぁとも。今思うとすごく高度な通信手段だった気がします。
記録的冷夏となった1993年の夏にリリースされたポケベルの名曲がこちら。
国武万里さんの「ポケベルが鳴らなくて」。
作詞は秋元康さん、作曲・編曲は後藤次利さん。儚げな国武さんのボーカルがいい感じ。
日本テレビ系同名のドラマ主題歌だったこの曲。ドラマも曲同様に大ヒットしましたね。
物語を盛り上げるアイテムとしてポケベルが効果的に使われていたこのドラマ。
幸せな家庭を持つ緒形拳さんが歳の離れた裕木奈江さんと不倫しちゃうお話でした。
家庭を壊してしまうような役柄を演じた裕木奈江さんは当時女性週刊誌を中心にえらい叩かれて猛バッシングされていましたね。
あくまでもそういう役柄っていうだけだったのにあれはなんだったんでしょう。子供ながらにすごく理不尽さを感じて大人の汚い世界を見た感じがしました。
その後は派手な露出は減ったものの着実に女優業を続けられて2000年代にはハリウッドにも進出された裕木奈江さん。すばらしい女優さんの一人だと思います。
来月末にはiモードの新規申込も終了するということでiモード世代としては寂しい限りです。ちなみに今回あくまでも新規の申込の終了で現在契約中の方は今後も問題なく使えるとのこと。 まぁでもサービス終了も時間の問題なのでしょうけどね。
平成の30年間だけでも大きく変わった通信手段。
スマホ以上の進化は今は考えられないけど30年後は誰にもわかりません。
新たな通信手段とともに新たなヒット曲がこの先の未来にも生まれているといいですね。