3月頃だったか、たまには本屋に平積みになっている本でも買おうと思って手に取ったのが大嶋信頼さんの『片づけられない自分が今すぐ変わる本』だった。
さすが人気の心理カウンセラーといった感じで、現代人の心を上手に拾ってくれてるなぁと思った。片付けという行為がここまで心に密接につながっているというのも新たな発見だった。
考えてみると、ゴミ屋敷の主人のような人って明らかに心を病んでいる人でもあるよね。心に問題があるから片づけられない、片づけられないからゴミ屋敷にもなる。
僕もゴミ屋敷とまではいかないものの、とんだ汚部屋のゲイ野郎だった。
春ぐらいにこの本を読んだものの、片づける気力が全く出なくて汚部屋を放置していた。でも今、やっと心が片付けの方に自然に向いて数年ぶりの大掃除中。要らないものを捨てて売れるものはリサイクルショップに売って床もちゃんと綺麗に拭いて。
自分が自分の過去と向き合う心の準備ができれば自然と片づけは進む。そういうことを教えてくれた本だったのかなと、今さらながら思う。
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