球体通信

Around Forty gay on the Kyushu Island

体温。

1999年10月13日にリリースされたhitomiの4枚目のアルバム「thermo plastic」。

 

小室哲哉のプロデュースから卒業し、その後に渡辺善太郎と組んだことで

 

新たな魅力が引き出されその後の再ブレイクを迎える下地となったアルバムだと思う。

 

その先行シングルとなった名曲「体温」。気温も落ち着いてきた今の時期にピッタリな曲。

 


hitomi / 体温

 

歌詞の中の"今は滑稽でもただ歩き続けよう"には結構ストレートに助けられた気がする。

 

思春期の時期に聞いたからかなと思っていたけど、今聴いても沁み入る感覚がある。

 

端から見たら恵まれているように思えるhitomiでも何かしら欠けた部分を抱えていて、

 

そういう感覚からこの歌詞を書いていたのかなぁなんて思う。

 

「体温」   

歌、hitomi。作詞、hitomi。作曲、渡辺善太郎

 

目を伏せてた

どうにもならない事が 孤独な想いをつのらせるから

人は1人では生きられない

せつなさ抱え込んで力にまかせて夢見てる

時は何事もないみたいに流れ せかされて生かされてく

今はこっけいでも ただ歩きつづけよう

何も怖がる事はないよ 立ち尽くしてしまったとしても

一途な瞳でいられる 幼い心持ちつづけよう

 

冷たい手に頬をつけて 誰かの優しさとまどって

目を閉じると感じる胸のたかなり

雨上がり浮かぶ虹が この永遠を運んでく

いろいろな人ゴミの中で この手に得てく少しのもの

どれだけ暖めていくコト 出来るだろう

遠い過去に置き忘れてきた 素直さこの糸でつなごうよ

いつかは閉ざした扉から たくさんの光あふれる

投げ出したい夜は これも運命だと思って 明日を待ってる

だから今は 窓に映るコンプレックスなんてさ

笑い飛ばしちゃえばいいのに 全てをマジメにうけとめちゃう悪いクセも

いろいろな人ゴミの中で この手に得てく少しのもの

どれだけ暖めていくコト 出来るかな

遠い過去に置き忘れてきた 素直さこの糸でつなごうよ

いつかは閉ざした扉から たくさんの光あふれる

 

thermo plastic

thermo plastic

  • アーティスト:hitomi
  • 発売日: 1999/10/13
  • メディア: CD