福岡県が"ラーメン県"ではなく実は"うどん県"だったのはだいぶ知られてきたと思う。
もちろんラーメンもよく食べられてるけど、負けず劣らずうどんも庶民に愛されてるんだよね。
「ウエスト」「牧のうどん」「資(すけ)さんうどん」の3大チェーン店を中心にたくさんのお店がある。
実は実は、その隣の大分県も"うどん県"といえるほど、うどんが庶民の食になっている。
大分県大分市と別府市に10店舗を構えるローカルチェーン店・鳴門うどん。
まさに大分のソウルフードといえるほど定番になっているうどん店である。
鳴門うどんの売りは何と言っても"シングル(1玉)でもダブル(2玉)でも
トリプル(3玉)でも同じ値段"という潔いまでの『質より量』の姿勢。
1玉が300gなので3玉だと900gのビッグボリューム。それでも値段が変わらないのだ。
とはいえ、味が特別悪いわけではない。いい意味で普通の西のうどんなのだ。
なんか表現がよくないな。。。毎日食べられる安心できる味とでも言っておこう。
安くてお腹いっぱいになれる庶民の味方。それが鳴門うどんなのだ。
通常メニューでも十分安いんだけどランチメニューはなんと税込550円(2021.01現在)。
しかもなんとなんと丼物とうどんがセットで食べれちゃうのだ!
もちろんそのうどんはシングル、ダブル、トリプル選択OK!の大サービス。
僕のお気に入りのメニューは丼物の単品「もつキムチ丼」。
焼肉屋さんで出てくるようなホルモンが山ほど乗った一品。小うどん付き。
甘辛く味付けされたホルモンに冷たいキムチのピリ辛が混ざり合い最高だったんだ。
残念ながらいつの間にかメニューが改変されており、今はもう単品で頼むことはできない。。。
でもでも、ランチメニューの「もつめし」を選べば一応近いものは食べることができる。
一時期は福岡県まで進出していた鳴門うどん。現在は大分県のみの営業となっている。
今年の春には北九州の雄・資さんうどんが大分県に本格進出する予定であり、
田舎の少ないパイの奪い合いがより激しくなってくると思われる。
いろいろと厳しくなる一方の世の中。
こんな超ローカルチェーン店が頑張って庶民の胃袋を支えている。
鳴門うどんがなくなったらたぶん泣いちゃうね。
近所のジョイフルもなくなっちゃったしホント厳しいよ。
帰りは5枚集めると1つプレゼントのサービス券もくれる鳴門うどん。
大好きだよ、鳴門うどん。マジで。
マスコットキャラクターのトリプルくんがかわいすぎるんだよなぁ。Tシャツ作ってほしい。