球体通信

Around Forty gay on the Kyushu Island

休憩時間が怖かった。

ずっと休憩時間が怖かった。

 

小学校、中学校の時はまだ大丈夫だった。

 

やっぱり高校の時からかな。

 

普通の人は休憩時間は楽しみな時間だよね。

 

それがあるから嫌いな勉強も頑張れるんだよね。

 

僕はある時から休憩時間が苦痛だったね。

 

友達がいなかったからね。

 

地元の中学校ではそこそこいたんだよ、友達。

 

でも、なんだか卒業後の春休みほぼ誰とも会わなかったから、

 

あの頃からおかしかったのかもしれない。

 

なんかちょっと新しい世界が見たくてそこまで深く考えず

 

地元の中学からみんなが行く一番近い高校ではなく

 

少し離れた学力的にちょっと上の高校に僕は頑張って進学した。

 

それが間違いの元だった。

 

僕は一種の場面緘黙 のようになって本当にほとんど話せなくなった。

 

僕の場合は、話しかけられれば話す程度で完全な場面緘黙ではなかったがそれでもきつかった。

 

自分でもなんでかわからないし。ただただ同級生に緊張して話せなかった。

 

それは男も女もみんなに対して。

 

地元からはほとんど進学している子はいないのでこっちから話しかけなければ

 

友達なんかできるはずないのにそれができなかった。

 

あれは本当に何なんだろう。変なプライドなのか何なのか。

 

何をされたわけでもないのになんかクラスメイト全員が敵のようで。

 

ただただきつかったなぁ。

 

あまりに一人ぼっちがきつかったので高校3年の時は無理矢理に

 

気後れしないオタクの友達を作った。というか友達であるかのように振る舞った。

 

別にアニメもゲームも好きじゃないし、実際は全く仲良くなかったけど。

 

何しに学校通ってたんだろうね。ただただ悲しい時間だったね。

 

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