2月の中旬ぐらいから夜の散歩をするようになった。
走ったり歩いたり散歩というよりスロージョギングみたいな感じ。
気になって買ったワークマンの防寒アウターが思いの外よくて
ダウンより薄い・動きやすい・暖かいから外に出るのが苦にならなくなったのがきっかけ。
今は気温も上がったから薄いアウターに切り替えたけどね。
もうすっかり春で夜風がちょうどいい感じで気持ちいい。
田んぼの中の道を歩く。田んぼの中の道といっても畦道じゃなくて
2メートルぐらいの広めの舗装した道。そこを走って疲れたら歩くを繰り返す。
夜は普通に暗い。でも、そこはテンバで目が慣れているので問題なし。
晴れている日は月光浴できるぐらいしっかり明るいんだと感動したりもする。
やっぱり春の匂いってあってたぶんそれは菜の花の匂い。
薄めたキンモクセイの香りと若い草葉の青臭さが混じったような匂い。
それがなんとも浮わついた気分にさせる。
たまに側溝の奥で冬眠から目覚めたのか、カエルの鳴き声も微かにしてる。
マスクばっかりの毎日。ゆっくり深呼吸するだけでだいぶ気分が違う。
暗闇に紛れると落ち着く。テンバに行きすぎたせいか。
距離も時間も決めずに気が済むまで走ったり歩いたり。
自分の中で納得できれば満足感はあるものだ。