週末、話題になっていたBS-TBS・報道1930「問われる政治との距離 激震・旧統一教会と日本政治」を見た。
旧統一教会と日本の政治がどう関わってきたかがよくまとめられている動画。
うーん、端的に言ってヤバいね。この国の現状は。
知らないこともたくさんあったし、ちゃんと事実を時系列でおさえることができたから見てよかった。
旧統一教会の問題は日本の近代史と密接に関わっていて単なるいちカルト宗教の問題じゃないことがよく分かった。
もちろん霊感商法や宗教2世のことも大問題。
でも、かつての反共つまり反共産主義の動きの中で
旧統一教会と日本の政治家の利害関係が一致し深く関わり合ってきたことはもっと大問題。
さらにここにはアメリカや北朝鮮やら様々な国の思惑も交錯していてはっきり言ってカオス。
この国の歴史は国民の思いとは裏腹に様々なものに影響されてきたんだということも改めて感じたかな。
個人的に一番ヤベェだろと思ったのは、旧・統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が
自前の国旗や国歌や憲法まで持っていてバチカンのような"ミニ宗教王国"を作ろうとしていること。
怖いなぁと思っていたらこんな記事が。
自民党と旧統一教会が目指す憲法の形があまりに似すぎているという記事。
一部引用すると
(1)緊急事態条項の創設
(2)家族条項の創設
(3)9条への自衛隊明記
―は、いずれも自民党の改憲案と全く同じです。勝共連合が、日本会議勢力と並んで、自民党の改憲路線を強く後押ししている実態が浮かび上がります。"
しかも、LGBTには気になる異常なまでの自民党の同性愛ヘイトもこれで説明できてしまうという。。。
もうさ、リベラルでもネトウヨ用語のパヨクでもいいんだけどさ、これはダメでしょ。
思想がどうとかもはや関係ないし。
僕はどこを切ってもマイノリティだし
どうせ家族も子供も持たずに死んでいくから、
LGBTヘイトだけやめてくれれば正直どうでもいいと思っていた。
けども、もうそういう段階でもないみたい。
"自民党に入れとけば何とかなる"と思っているマジョリティの
いわゆる普通の日本人にこそ見てほしい動画だし、知ってほしい現状だなぁ。