ドリア大好き。

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Youjeen🌊海を渡った韓国ロック。

2002年はサッカー日韓ワールドカップの年であった。

 

そこへ向けて売り出されたのが前年14歳で日本デビューしたBoAだった。

 

J-POPに果敢に飛び込んだ少女は歌って踊るスタイルで大ブレイクを果たした。

 

2002年に照準を合わせたかのように2001年に日本デビューしたのはBoAだけではない。

 

BoAより2ヵ月早い2001年3月日本デビューを果たしたのがYoujeenだった。

 

すでに韓国でロックバンド・Cherry Filterのボーカルとして活躍していた彼女。

 

当時の日本の番組で"シャウトの女王"と紹介されていたようにパワフルな歌声が魅力。

 

日本デビュー曲は作詞をJ、作曲を元Foo FightersのFranz Stahlが担当した「HEY JERKS」。

 


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日本ではファーストアルバム「The Doll」をLUNA SEAのJがプロデュース、


さらにセカンドアルバム「Bewitch」を元BUGの室姫深がプロデュースしている。

 

「The Doll」もなかなか渋くてかっこいいのだが、個人的には「Bewitch」を推したい。

 

Youjeenの持つ声の魅力が最大限に生かされており、

 

全体的にはポップな出来だがファーストより広がりを感じさせる作品なのだ。

 

先行シングルとなった「Daydreamin'」。

 

THE MAD CAPSULE MARKET'Sの初期メンバーでもあった室姫深との共作で

 

パンクな感じもありつつ、そこに伸びのいいYoujeenの声が混ざり合う力強い1曲。

 


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「Daydreamin'」に続きシングルカットしてもおかしくない出来の「Wait For You」「Dear My Friend」と強力な曲が続く。

 

冒頭3曲で完全にノックアウトされてしまった思い出。

 

アルバム中盤も様々な表現を見せてくれる曲が続き一切だれない。

 

アルバムの後半を締めるのがMAD CAPSULE MARKETSも手掛けたGary Stoutとの共作「FAKE」。

 


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ファーストアルバムとセカンドアルバムのちょうど中間地点に位置する曲。

 

Youjeenの日本プロジェクトが骨太なサウンドを目指していたことがわかる。

 

アルバムオープニングのインスト曲「Gaja!!!」で

 

日韓ワールドカップ時の韓国の声援であるテーハミングッ!(大韓民国の意)が使われていたり、

 

ラストナンバーの「Made In Corea」では少しかわいらしく自己紹介をしていたり

 

かなり韓国アピールをしている作品でもある。

 

本国での活動同様に華麗にポップもロックも歌いこなしていたYoujeen。

 

しかし、残念ながらセカンドアルバム「Bewitch」で日本での活動は終了。

 

作品の質は決して低くなかったものの、売り上げが伴わなかったのだろう。

 

今年2月にはサブスク解禁済なので彼女のパワフルな作品を楽しむことができる

 

日本とは少し違う韓国ロックの味わいに気づかせてくれた貴重な存在であった。

 

また現在もCherry FilterYouTubeは更新しているようなので興味のある方は是非。

 

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BEWITCH

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