わかりやすい答え合わせだった。
昨年、同性カップルの住所を晒し問題になった自民党の三重県議・小林貴虎氏が
旧統一教会の関連団体・UPF(天宙平和連合)で5年間勤務していたことが判明した。
旧統一教会は「LGBTは罪」という異常な教義を持っており、ジェンダー問題の分野において政治への働きかけを長く行ってきたことが知られている。
小林貴虎氏が信者なのかはわからないが、それでも教団との強い関係があったことは確かだろう。
そういう人間がああいう問題行動を行っていたということなのだ。
最近は「国葬の反対の8割は大陸から」というツイートが問題になっていた小林貴虎氏。
過剰な中国脅威論の発生源も旧統一教会なのか?という新たな疑問も沸いてくる。
心の中で「ホモきめぇ」と思っていたりしても実際に誹謗したり加害したりと行動に移す人はかなり少ないと思う。
ある種の信念、信心によって突き動かされている人だからそういうことができるのだろう。
しかも、そういう人間が教団の影響を受け、政治家になり、実際に動いている事実が怖い。
住所を晒すなんて行為は完全にどうかしている。
同性カップルであろうと異性カップルであろうとしてはいけないことは同じはずだ。
それが政権与党だからなのか、何なのか許されるような風潮があった。
第二次安倍政権以降、少し前まで強くあったと思う。
地方から確実にヘイトの空気を充満させてきたのはどういう人達だったのか。
まだ少しずつ明らかになってきている途中なのである。