晴れた日には冬の夜空は本当に澄んでオリオン座も鮮やかに見える。
そんな夜空を見上げながら歌いたくなるのがbump.yの「COSMOの瞳」。
2013年の曲だからもう10年近く前の曲。
この楽曲をプロデュースしたのがNONA REEVESの西寺郷太。
他の提供曲もいいアイドルポップだったけれど、この曲は特に印象的。
マイケル・ジャクソンを敬愛する西寺郷太らしく後ろのビートが強いのがいい。
さもすればありがちなアイドルソングになるところにいい感じのスパイスになっていて無限に聴ける。
bump.yは女優事務所のスウィート・パワー所属の若手女優を集めて作られたアイドルユニット。
メンバーは当時すでに名前の売れていた桜庭ななみを中心に高月彩良、松山メアリ、宮武美桜と宮武祭の宮武姉妹の5人。
ユニット名の"bumpy"は凸凹の意味でメンバーの並びを見るとその理由が良くわかる。
女優業が中心だった彼女達だったが、歌にダンスに頑張っていて
K-POP風の「ガラゲッチャ〜GOTTA GETCHA〜」や
実際に現地へ合宿に行きKARAのプロデューサーチームにフルプロデュースされた「Kiss!」など精力的に活動。
だが、2014年にはbump.yとしての活動は休止となったようだ。
2022年現在、スウィート・パワーの公式サイトを見ると、
当時から推されていた桜庭ななみ、高月彩良は看板女優として変わらず所属しているようだが、
松山メアリ、宮武姉妹は事務所一覧に名前はなく退所している模様。
特に宮武姉妹はすでに芸能界を引退しているようなので残念。
いい女優になりそうな顔立ちだったのだが。
当時から一番のお姉さんだった松山メアリは現在も関西でタレント活動しているらしく
昨年は俳優の武田航平と公式インスタグラムで結婚を発表していた。
コロナ禍で追えてなかった芸能情報のひとつだな。
武田航平もそんなに好きでもなかったけど、こうやって見ると美男美女で素敵やん。
COSMOの瞳を聴きながらお似合いの2人の写真を見ていると、
僕の中でのストレートの男女の恋愛に対する淡いあこがれのイメージが繋がっていく感じがする。
その漠然としたあこがれはじゃあ女になろうということでもないんだけど。
歌の世界に影響されてなのか何なのか。
言葉にできないこのファジーなあこがれがずっとゲイをアイドルポップに引き付けるのかもね。