先日、こんな記事を見つけて思い出しました。
初めてインターネットでゲイポルノを見た時のこと。
僕がゲイポルノを初めて見たのは、中3の冬休みだったと思います。
父親のワープロ(上の記事にある書院)に電話回線を直接つないで見たんです。
今は亡き伝説のゲイビデオメーカー「JAPAN PICTURES」の作品のジャケット画像だけで抜きました。作品は初期のEXシリーズのひとつだったと思います。
すごい時間がかかりながらも画像がだんだんと読み込まれていき、すべて表示された時には本当に興奮したし感動もしました。
ジャケット画像は体育大生と思しきお兄さんの顔のどアップだけでした。
体は映ってなかったと思います。こんなかっこいいお兄さんがいやらしいことをしているんだとただそれだけで抜けたのを覚えています。2000年初頭の出来事です。
僕がネットを始めたころお世話になっていたのは、「G-PRESS(ジー・プレス)」、「sindbadbookmarks(シンドバッド・ブックマークス)」ですね。
どちらもまだ残っているんですね。すごい。
昔はこういうリンク集みたいなサイトから個人サイトにアクセスしていたと思います。
あの頃夢中になっていたサイトでしっかり記憶にあるのは、「ABSOLUTE ERO(通称:アブエロ)」、「AKIRA'S FUNNY BUM」この2つぐらいですね。
(FUNNYじゃなくてFUNKYだったかな。サイト名は正確ではないかもしれません。)
個人サイトだったしもう残っていないんでしょうね。
「ABSOLUTE ERO」は、筆者の方がいろんなことをゲイ的エロ目線で切り取って書かれていた個人サイトです。コラム的文章とエロ画像とで綺麗にまとめられていた記憶。ページのデザインもシンプルながらおしゃれなサイトでしたね。
僕が覚えてるのは2000年のglobeの「とにかく無性に・・・」のページ。
"とにかく無性に桃(ケツ)を感じたい"とかそんな内容。
当時の僕はこんな内容だけで興奮したものです。globeも大好きだったしなぜかやたら記憶に残っていますね。もちろん、ちゃんとした文章のページもあったと思います。
あれほどしっかりサイトの端から端まで見ていたはずなのにそれ以外はほぼ忘れていますね。もっと読み込んでおけばよかったかな。
アブエロさんが閉鎖されたことを知らせるブログ記事を見つけたので貼っておきます。
やはり多くのゲイに影響を与えたんだなと改めて思います。
田舎で悶々とするゲイの僕にとっては同じ感覚を持つ人が確かにこの世にいるんだと、男のお尻を見て興奮する男がいるということがわかっただけでうれしかった。
ただそれだけで。特殊な存在なのかもしれないけど、ひとりじゃないんだと。
2000年代に入っていたとはいえ、まだまだ情報は少なかったんですよね、やっぱり。
「AKIRA'S FUNNY BUM」は、筆者のおそらくAKIRAさんがきれいなケツ(肉体)を披露していた個人サイトです。(BUMは英口語でケツの意ですね。)
前は隠しているものの、基本フルヌード。顔出しモデルとしていろんな場所に行っているAKIRAさんのヌード画像がサイトで披露されていてそれを楽しんでいました。
あれはおそらく合成だったのかな。綺麗な写真ばかりでした。
当時からノンケ志向が強かったので「ゲイのケツなんて気持ち悪い!」なんて思いながらもちゃっかりAKIRAさんで抜いていましたね。中学生、高校生だったし当然か。
こういうことも記しておかないと忘れちゃいますね。下手な文章でも残しておこうと思います。20年も経ってるのだからもう立派な歴史の一部ですよね。
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