今さらながらテレビ東京系ドラマ「鈴木先生」にハマっちゃいました。
鈴木先生は2011年の作品ですから、もう8年も前の作品ですね。
実はいつの間にかAmazonプライムに入ってたようで会費もすでに払ってしまっている状態でこのまま退会するのもシャクなのでいろいろ映画やドラマを見ています。
(無料体験を解約するの忘れてたようです。意外と良いので続けてます。)
テレビ東京系ドラマもかなり配信されていて、その中に「鈴木先生」を見つけました。自分の場合は映画の「劇場版・鈴木先生」を観た後にテレビドラマの「鈴木先生」を観ました。
ドラマ・映画通して言えるのは学校って本当に世の中の縮図だなっていうこと。
題材として取り上げられていることは一見たいしたことないような見過ごされがちなこと。だけど、その中にもっと考えなければいけないことや忘れちゃいけない大事なことが詰まってる。視点が凝り固まりがちな現代人には必要な作品かもしれないと思いました。ドラマの給食のマナーなんかはかなり渋いテーマ設定ですよね。
「鈴木先生」は、内容のすばらしさはもちろん、その音楽もよかった!
ドラマ・映画通して音楽を担当されたのはあの大友さん。そう、2013年に大ヒットしたNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を担当された大友良英さんです。
クドカンの脚本とともに音楽的にもかなり攻めてた作品でした。
「鈴木先生」は2011年の作品ですから、「あまちゃん」以前の作品になるんですね。
タイアップなんかはに最初からそれなりに決まっていたのかなとは思いますが、やはり音楽の使い方で作品の印象も大きく左右されますから大事な要素だと思います。
ドラマのオープニングテーマは、ROCK'A'TRENCHの「光射す方へ」。
伏し目がちな朝も顔を上げさせてくれる勇ましい応援歌。
ROCK'A'TRENCH(ろっかとれんち)は、2005年から2011年に活動したバンドです。
バンド名はリスペクトする"レゲエの神様"ボブ・マーリーの曲から取ってるようです。工具の六角レンチともかけてますね。分類的にはスカ・ポップ・ロックって感じでしょうか。軽快なリズムが心地よいポップな曲が多いです。ボブ・マーリーをリスペクトすることからもわかるようにスカ・レゲエ感が満載です。2000年代前半の青春パンクの流れも感じます。
代表曲は2009年にリリースされた「My SunShine」。
フジテレビ系ドラマ「メイちゃんの執事」の主題歌になりヒットしました。
2007年にメジャーデビューだったようですが、2005年のインディーズ時代にiTunesのネクストカマーを紹介する"今週の1曲"に彼らの「South Wind」が選ばれていて聴いていたのでバンド名は妙に覚えてました。ちょうど2005年の夏といえば、AppleのiTunes Store(当時はiTunes Music Store)が日本上陸したときですね。あれから音楽配信も大きく変化しましたね。ダウンロードからもうストリーミングですもんね。
こちらも代表曲になると思います。「言葉をきいて」。
資生堂「シーブリーズ」CMソングだったので耳なじみがあるのではないでしょうか。
歌詞がストレートですよね。なんかあの頃のGReeeeNとかも思い出す。
主要メンバーの2人は東大のバンドサークル発のSKA SKA CLUBというバンドをしていたようです。SKA SKA CLUBでは今は高学歴タレントとしても活躍しているグローバーさんがフロントマンだったようです。グローバーさんといえば、2000年代前半にJackson vibeというバンドのフロントマンとして活動していたので僕はそのイメージしかなかったんですが、意外な発見でした。音楽性の違いとかで別れたのかな。
まぁとにかく懐かしくも新しくてこういう音楽との出会い方もいいなと思いました。
名前は知ってるけどしっかり聴いたことないバンドってかなりいますよね。
食わず嫌いならぬ聴かず嫌い。時を経て真っ新な気持ちで改めて聴いてみると新たな発見があるかもですね。
▼YouTubeでも全部聞けます。
♪ ROCK'A'TRENCH ベストアルバム「GREATEST DAYS」