球体通信

Around Forty gay on the Kyushu Island

Act My Age。

2017年に発表されたケイティー・ペリー(Katy Perry)の5枚目のアルバム「Witness」。

そのボーナストラックとして収録されたのがこちら。「Act My Age」。


Act My Age

シングルカットこそされなかったものの、日本では香りのブランド・ランドリンのCMソングに使われていたので耳なじみのある人も多いと思います。

ケイティーは「"時間"なんて人間が作ったものに過ぎないわ。私は年齢に縛られずに生きるわ。」と歌ってくれています。それ自体は素晴らしい考えだと思うし、僕もできればそうしたい。

でも、日本社会で生きている以上、年齢と言う概念から本当の意味で自由になるのは難しいことなのではないかという気がしています。

 

たまたま見つけたベルギー在住の日本人音楽家・末次克史さんのコラム記事。

「年齢ってそんなに大事?」 | ゴム報知新聞NEXT | ゴム業界の専門紙

外から見ると日本の年齢偏重主義がよくわかるというような内容です。

確かに何につけても年齢を記入することが当たり前になっていますし、毎日否応なしに自分の年齢を意識せざるを得ないのが日本社会なのかなと言う気がします。

また敬語の文化の国ですから相手に失礼のないように年齢を確認する行為自体がマナーの一部になっているという側面も確かにあります。

こういう指摘は外から見ないと分かりませんから非常に興味深いです。

 

文化的背景もあり知らず知らずのうちに日本人は年齢に縛られ過ぎてるのかもしれません。

 

こちらはエイジレスな魅力の夏木マリさんのインタビュー記事。

forbesjapan.com

『年齢はただの記号』。ケイティーが言いたかったこともこういうことだったのかな。

能動的に動いていれば年齢と言う記号に惑わされずに生きていけるということか。

「若いんだから~」とか「もういい歳なんだから~」とか結構自分も使っちゃうんですけど、あまりよくないんだろうなぁ。

 

年齢を意識することがマイナスの効果を生んでしまうなら、要らない記号は捨ててしまっていいのかもしれませんね。

 

Witness (Deluxe) - YouTube

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