球体通信

Around Forty gay on the Kyushu Island

男がエロい邦画特集③フリーズ・ミー。

男がエロい邦画特集、第三弾は井上晴美主演「フリーズ・ミー」。

 

そもそもこの映画の北村一輝がエロくて始めようと思ったこの企画。

 

この映画の男たちはみなギラギラでなかなかすばらしく

 

鶴見辰吾の顔も結構好きだし体もエロかったけれど、この映画では何と言っても北村一輝だろう。

 

2000年のこの映画の時点では北村一輝は30歳前後だったはずだが、

 

一般認知度は低いながらかなり役者魂を感じるヤカラ感に一気にファンになった記憶。

 

映画の内容的には自分を凌辱した男達に井上晴美が復讐をしていくというもの。

 

まぁエグい内容ではあるがあの時代のVシネ的作品では女性は凌辱されてなんぼみたいなところがあったもんな。

 

男性が凌辱されるような作品はほぼなかったが。

 

北村一輝井上晴美を襲った男達の一人でワイルドなチンピラを熱演。

 

浅黒い肌に金のネックレス、そこにあの濃い目の顔が凄まじくリアルだった。

 

風呂場で井上晴美に襲撃されるシーンも綺麗な肉体が見れていいのだが、

 

一番の見どころは井上晴美の醜聞ビラをマンションの他の部屋に入れていく時の全裸の後ろ姿を晒すシーン。

 

この時のケツの引き締まり方のかっこいいことと言ったら。

 

本当に何度も何度も見返したなぁ。

 

この映画のためではなかったようだが、同じ時期に役作りのために歯を抜いたという北村一輝

 

こういうエピソードは、日本ではこの人と「楢山節考」の坂本スミ子しか聞いたことがない。

 

それほどの熱量と気迫というのは画面からも伝わるもので。

 

最近のしょーもないゆるドラマに出てるのを見ると何とも言えない気持ちになるな。

 

いい俳優の無駄遣いは明確に作り手の責任だろう。それも時代の流れか。

 

ギラつきとエロスは主演の井上晴美はもちろんすごいし、

 

ゲイ的にも刺さりまくりなんだけれど、そこに全力でぶつかっていってる男性陣も素晴らしくたまに思い出してしまう作品である。