男がエロい邦画特集第二弾は、大竹しのぶの怪演が大きな話題となった1999年公開「黒い家」。
「この人間には心がない」のコピーの通り、人を人とも思わない”黒い家”の住人の女を演じた大竹しのぶと"黒い家"の闇に飲み込まれていく保険会社のサラリーマンを演じた内野聖陽が主演である。
1997年のデヴィッド・フィンチャー監督作品「セブン 」あたりからだろうか、90年代後半のサイコスリラーブームの流れの中で生まれた映画と言える。
大竹しのぶの芝居の好き嫌いはあるだろうが、まぁ誰もがうまさは認めざるを得ないだろうな。好き嫌いはあるだろうけど。
貴志祐介の大ヒットした原作を森田芳光が監督したことにより人間のおかしみの要素も落とし入れエンタメ色をより強くしようという意志を感じた。
主題歌もメジャーデビュー直後のm-floが確かこの映画のために書き下ろした「chronopsychology」で新しいものを作ろうという意欲も感じた。
映画の概要はこの辺で置いといて、この映画の内野聖陽は本当にエロいという話をしたい。
内野聖陽を最初に見たのは1996年のNHK朝ドラ「ふたりっ子」だったと思う。いい感じのお兄さん俳優だとは思ったがそこまでピンと来なかった。
翌年、フジテレビのドラマ「ミセスシンデレラ」で天下の薬師丸ひろ子の相手役になっていて、んっ?そこまでの俳優なのか?と思ったのを覚えている。
しかし、1999年の黒い家を見て内野聖陽のエロさをビンビンに感じてしまった。
さえない普通のサラリーマンの内野聖陽がナチュラルに醸し出すエロさといったらない。本当にすごい。
ただYシャツ着てそこにいるだけでヤバい。
そしてそして、この映画の話では割と問題になるあのシーンが僕のお気に入りである。
それは物語のクライマックス、激ヤバな大竹しのぶがいよいよ内野聖陽にも襲い掛かろうという場面。
日活ロマンポルノも撮っていたという森田芳光が唐突に挿入するあの「乳しゃぶれー」である。
大竹しのぶの乳、いや、おそらくというか当然ダブルの女性モデルだと思うのだが、自らの乳を内野聖陽にしゃぶらせるという笑撃的シーン。
ホラー映画の終盤のアクセントとしては強烈すぎてかなり賛否両論あるが、個人的には内野聖陽のあの乳のしゃぶり方がエロ過ぎてファンになったほど大好きなシーンである。
この映画からかなり経ってあの一路真輝を嫁にしたと思ったら人妻との車内情事写真がフライデーされて結果的に離婚になった内野聖陽。
あの写真がエロ過ぎて未だに焼き付いてるもんなぁ。人妻との濃密な交わりが匂い立つような写真で本当に映画みたいで。
あの写真の中に人妻の大きな乳を揉んでる写真もあってやっぱり黒い家を思い出しちゃったよね。
え、そこにつながってくんの!?って。よくわからない伏線回収のようで一人で興奮していたのを思い出す。
とにかく内野聖陽はエロい。それに尽きる。だから黒い家、見てください。