世の中の空気的に一番悲惨な状況に陥っていた気がする2020年4月ごろ。
一番心を落ち着かせてくれて笑顔にもなれる作品は何かと考えた。
たくさんのコンテンツが溢れる中で僕が一番見たいと思ったのはアルフだった。
かつてのNHK教育テレビ(現:Eテレ)で放送されていたアメリカのシットコムで
平凡なタナー家にある日突然毛むくじゃらのエイリアンがやってきて…と言うお話。
ホームコメディーのあったかさがありながらも一筋縄ではいかない感じとか
クスっと笑える絶妙な笑いがちりばめられていていい感じだったなぁ。
日本版のアルフの役の声を務めた所ジョージがまぁハマリ役でまぁ最高で。
タナー家の大黒柱・ウィリー役には先日亡くなられた小松政夫さん。
いたずらをするアルフをやさしく諭す小松さんの声も最高だったなぁ。
改めてここ数日、DVDを引っ張り出して観ているけれどやっぱり最高だなぁ。
面白いのはもちろんだけど、観ながらいろいろ考えた。
アメリカにも日本にもこんな中流家庭みたいなものはもうないのかもしれないなとか。
もはや古き良きファンタジーなのかなとか。
でもアルフと言うファンタジーが素敵な何かを信じさせてくれるような感覚もあった。
そもそもおもしろいエイリアンがいるということ自体が素敵な何かへの期待だよね。
結局、ほっとできる安心できる笑いが今一番必要なのではないかと思う。
アルフ、メリクリ~★