もう完全に冬は終わっちゃったんだけどね。
広瀬香美ちゃんの30周年を記念して過去のMVとLIVE映像がアップされたので、
春だけど広瀬香美ちゃんについて書きたい。
やっぱり90年代の名曲群はすごい。天才的なポップセンス。
なんだけど、個人的には01年頃の広瀬香美ちゃんを推したい。
他の90年代ヒット歌手同様セールス的にはかなり落ち着いてきていた頃。
でも、2001年1月リリースの「Search-Light」は姉妹ではないかと噂された
MISIAのような超高音の歌唱を披露し圧巻の進化を見せつけていてすごかったな。
また2001年9月リリースの「黄昏」は極上のバラードなんだなぁ。
秋から冬にかけての何とも言えない切なさが十二分に表現されていて。
この曲も収録された『THE BEST Love Winters〜ballads』をずっと寝る前に聴いていたな。
Cメロに出てくる"幸せをあきらめちゃいけない"ってフレーズ。そこが刺さるんだよねぇ。
「幸せをつかみたい」とか「幸せになりたい」とか"幸せ"って広瀬香美ちゃんの歌には出てくるけど、
幸せに背を向けないで生きることを教えてもらっていた気がするな。
箸にも棒にも引っかからないキラキラしたものには縁のない
女子や僕のようなお釜が枕を濡らしながら聴いていたんだと思う。
最近はリア充にオモシロとして消費されがちだけど、
正真正銘の天才アーティストだということを
日陰者の代弁者だったということを書き記しておきたい。