生きることに疲れたーって感じの毎日。
癒しを求めてたどり着いたのがマナティーの動画。
アメリカのNPO・Save the Manatee Clubのチャンネルを延々と見てる。
一切尖ったところのないマナティー。しっぽまで丸くてかわいすぎる。
ジュゴンとマナティーって似たようなもんだと思ってたけど結構違っていて
ジュゴンはイルカのようにつるっとした体で尾びれもイルカみたいに二つに割れてる。
顔は似てるけどマナティーほど丸々としたかわいさはない。
ジュゴンの手びれには爪がないけど、マナティーには爪があって人間みたい。
生活の場所も違って海水にいるジュゴン、淡水や汽水域にいるマナティー。
ちゃんと別物なんだと分かった。
そんなマナティーの楽園がフロリダにあるとは思わなかった。
フロリダのブルースプリング州立公園。
Save the Manatee Clubもそこで保護活動をしているみたい。
アメリカの南側ってワニばっかりのイメージ。
なのにそんなところに無防備なマナティーは生きていけるの?
って素朴な疑問だったけどどうやらうまく共生できてるらしい。不思議だなぁ。
そんなマナティーの敵は水質汚染やプラスチックなどの様々なゴミ。
人間のようだからこそ釣り糸の絡まる手びれが痛々しい。
野生のマナティーに水や食べ物をあげたりすることで人に近づきやすくなり
モーターボートのスクリューで大きな傷を受けたりもするらしい。
人間が一番の脅威だとはなんとも悲しい。
でも、いつか生のマナティーを見てみたいという目標が一つできたのは僕にとっては幸せなこと。
もう日本も世界もあちこち行かなくたっていいやって思ってたから。
ちゃんとマナティーに会えるまで頑張って生きようと思った。