25周年イヤー突入ということで12月8日に倉木麻衣の全楽曲のサブスクが解禁。
アラフォーの聴いてきた音楽のかなりの部分がサブスクで聴けるようになってきたと感じる今日この頃。
とはいえ、ちょっとニッチな曲になるとまだまだ聴けなかったりもしてなんかモヤモヤ。
そんな中、今年も強力なラインナップでアラフォー直撃のサブスク解禁情報があったのでお届けします。
◆華原朋美(ワーナー在籍時代)
朋ちゃんこと華原朋美のワーナー在籍時代の楽曲が10月25日にサブスク解禁。
これによって華原朋美の全カタログがサブスクで聴けるようになりました。
当時の日本経済同様に文字通りドン底であった1998年の朋ちゃん。
怪盤との呼び声も高いサードアルバム「nine cubes」も聴けますよ。
プロデューサーでもあり恋人関係でもあった小室哲哉氏とお別れしたのがこの年の冬と言われており、
そんな中で歌い続けていた彼女の心理状況含めて考えるといろんな意味で不穏な曲が多い印象。
厳しい中でもたくましく歌ってきた朋ちゃんの歌の記録を改めて振り返ることができますよ。
◆deeps(パイオニアLDC)
正式なサブスク解禁時期は不明ながらあのdeepsのサブスクも解禁されました。
SPEEDの裏ユニット的立ち位置で結成されたdeeps。もちろんプロデューサーは伊秩弘将。
当時の女子高生・ギャルブームに乗って絶頂を極めたeggの人気読者モデルの3人組。
低年齢のSPEEDには歌わせられないちょっとエッチで際どい歌詞もありつつ、
ギャルのアケスケな明るさと刹那さがあふれる楽曲はどれも聴いていて楽しい。
一番波乗っていた時期にリリースされたシングルベスト「Teen's Heaven」を主に聴いてるかな。
特に榎本加奈子主演ドラマ「おそるべしっ!!! 音無可憐さん」主題歌「ハピネス」、
「可愛いだけじゃダメかしら?」主題歌「Brand-New Heaven」の2曲は
ドラマ人気とともにスマッシュヒットを記録した彼女達の代表曲。
個人的に「おそるべしっ!!! 音無可憐さん」はずっと今見たいドラマナンバーワン。
◆ガーデンズ(TOY'S FACTORY)
こちらも正式なサブスク解禁時期は不明ながらうれしいサブスク解禁となったガーデンズ。
個人的には超超待望のサブスク解禁でした。
TOY'S FACTORYの公式YouTubeチャンネルではミュージックビデオもアップされています。
このアップ日が11月8日なのでサブスク解禁もその前後だと思われます。
SPEED、deepsなどを手掛けたプロデューサー・伊秩弘将肝いりのユニットだったガーデンズ。
小室哲哉のglobe、小林武史のMY LITTLE LOVER同様に伊秩さん自身がメンバーになった力の入ったプロジェクトユニットでした。
ボーカルには80年代から活動していた大塚純子(大塚ジュンコ)。作詞・作曲は
90年代にはよくあった普通のOLに向けたポップミュージックであり、そのどれもがCMタイアップに多数起用されるキャッチーなものであった。
ガーデンズのプロジェクトメンバーであった田辺恵二さんがnoteに当時の貴重なお話を書かれていたので併せて紹介しておきます。
同じ伊秩弘将という人が書いてるから当然ながらSPEED、deepsと共通する部分もありながら
大人の痛みのようなのが適度にガーデンズからは伝わってきてずっと聴いてる。
Junkoさんのボーカルが本当に絶妙なんです。
90年代という時代を振り返るうえでも必聴だと思います。