球体通信

Around Forty gay on the Kyushu Island

男がエロい邦画特集①高校教師 もうひとつの繭の物語。

人は見てきたものしか語ることができない。

 

というわけでアラフォーの僕が見てきた男がエロい邦画を紹介する。


第一弾は女優・遠山景織子のデビュー作となった映画「高校教師 もうひとつの繭の物語」。


1993年にセンセーショナルな大ヒットとなった野島伸司脚本ドラマ「高校教師」の映画版である。


ドラマの主演は真田広之桜井幸子で男性高校教師を演じた真田広之のエロさも相当なものだったが、映画版の唐沢寿明も負けていないのだ。


天下の東宝配給ながら未DVD化作品らしいが、今はアマゾンプライムビデオなどで配信されているようだ。

 

僕は公開から数年後にレンタルアップのVHSを購入して初めて見たのだが、まぁこの時の唐沢寿明の輝きたるや。ゲイ受けド直球ストレートなのだ。

 

儚げな女子高生を演じた遠山景織子もまた違うベクトルで興味を惹かれたが、個人的には唐沢寿明を見る映画だと思っている。

 

前年に「愛という名のもとに」の大ヒットで一躍スターダムにのし上がった唐沢寿明がその勢いそのままに体当たりで演じた高校教師は悲しい過去を持つ元ラガーマンという設定。

 

もうこの設定だけで全ゲイが食いつかざるを得ないようなすばらしい設定で

 

「めんどくせぇ駆け引きなんていらねぇだろ」と欲望のままに遠山景織子を襲う時のハリのある鍛えられた肉体は本当にエロかった。

 

白い巨塔の時期ぐらいからか妙なパッチリ二重になった唐沢寿明

 

僕は若い頃の唐沢寿明の顔が本当に好きだったなぁ。アーモンドアイというのかな。

 

芸能人になるような人だから厳密には奥二重なのだろうけど、ほぼ一重のすっきりとした正統派の日本男児顔で。

 

忘れていたがどうやら「愛という名のもとに」も野島伸司作品でその流れでこの映画の話が来たのかなって感じがするな。

 

愛という名のもとに」でも元ボート部の一流サラリーマン役だったと思うけども、あの時代をかなり象徴した俳優だったんだと今になって思える。

 

また唐沢寿明にお思いを寄せる鈴木杏樹や安定のエキセントリックさを魅せる荻野目慶子など

 

脇役にも90年代前半のバイブスをビンビンに感じる映画でそういう意味でも必見の映画だろう。