平成の終わりに聴きたい歌手。地味に上位かもしれない。
2000年7月、メジャーデビューシングルとなった「あ〜よかった(setagaya-mix)」。
リリース後、じわじわと売れ続けてロングヒットとなり花*花の代表曲となった。
インディーズ時代にシングルリリースした楽曲のニューミックスバージョン。
前作のヒットの熱も冷めない10月にはセカンドシングル「さよなら大好きな人」をリリース。
TBS系ドラマ日曜劇場『オヤジぃ。』主題歌に起用され、これまたドラマとの相乗効果もあり大ヒット。
頑固おやじ役に田村正和、娘役に広末涼子など意外なキャストの組み合わせが話題に。
ヒットシングル2枚を収録したセカンドアルバム『2 Souls』も大ヒットとなった。
花*花は2人ともピアノの弾き語りで歌い合うという独特のスタイルだったが、
2000年代初頭は女性フォークデュオが次から次へと活躍した時期でもあった。
みんなお世辞にもかわいいと言えないようなパンチの効いた面々だったが。
0930(オクサマ)、やなわらばー、アナル&マキ。失礼!アナム&マキなどなど。
まぁ今の若いだけの女がお遊戯してるのに比べると味わい深い時代だったと思う。
サードシングル「ハナムケノハナタバ」は、まさかの地味曲で微コケ。
それ以降、セールス的には右肩下がりになってしまった花*花。
フォースシングル「やっぱり!」は安心感のある花*花らしいポップソング。
これをサードシングルにしたほうがよかったのではないかと思う。。。
こちらも派手さはないが良曲のフィフスシングル「愛を少し語ろう」。
サードシングル「ハナムケノハナタバ 」に引き続き、TBS系紀行ドキュメンタリー番組『世界ウルルン滞在記』エンディングテーマとなった。
花*花の曲はカラオケで歌いたくなるような丁度いいフレーズが多くて好きだなぁ。
個人的には2003年の活動休止時のベスト盤『FOOTPRINT』までは追っていたのだが、その後活動再開をしていたというのは知らなかった。
2009年から再び花*花として活動を再開していたらしい。
現在も精力的に活動している花*花。こちらがオフィシャルYouTubeチャンネル。
先月配信スタートの新曲『額縁』もとても素敵な曲だ。やさしさと深みが増している。
これからも感じたものを素直に飾らない表現で伝える花*花の音楽を聴いていこうと思う。
Foot Print ~花*花 Works 2000-2003
- アーティスト: 花*花,おのまきこ,こじまいづみ,古謝美佐子,パパダイスケ,清水信之
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2003/08/20
- メディア: CD
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