【先月、ユーミン同様にマイラバも代表曲のミュージックビデオをYouTubeにアップロードしていたので、以前の記事の音源をミュージックビデオに差し替えて再アップします。】
90年代のJ-POPを盛り上げた二人の"TK"。音楽プロデューサーの小室哲哉と小林武史。
彼らが自らメンバーとして参加したユニットが誕生したのは奇しくも同じ1995年だった。
globeとMY LITTLE LOVER、僕はそのどちらも大好きだった。
"小室ファミリー"で育ったのでどちらかといえばglobe派だが、マイラバもそれはよく聴いた。
どちらも王道ポップスのヒット曲を連発しながらも心の内に向かう陰鬱とした曲も魅力的でありそういう部分に強く惹かれてた。
ボーカルAKKOの歌の上手い下手を超えて訴えるものがある声質。
02年に脱退したギターの藤井謙二の卓越したセクシーなギター。
そして、サザンやミスチルを手掛けプロデューサーとして脂の乗り切った小林武史のポップセンスの爆発。
それらが絶妙に絡み合いひとつになってマイラバの魅力となっていたのだろうと思う。
毎度のこと大好きな曲が多すぎて選べないのだけれど敢えて1曲選ぶとしたら、
僕が選ぶのはこの曲「STARDUST」。サードアルバム『NEW ADVENTURE』収録。
謙兄のギターで一気に違う世界に持っていかれますね。
誰かとずっと隠れていたいと思えるような恋、いつかできるのだろうか。
この曲に出会った中2の頃から今も変わらずこの切ない愛の世界に憧れている。
ちなみにこの「STARDUST」をメインに据えたコンセプトアルバム『The Waters』もリリースされていることから小林武史も思い入れが強い楽曲なのだろうと思われる。
やっぱり完成度がすごいわ。。。
以下、MY LITTLE LOVERのシングル売り上げTOP10。
1.Hello, Again ~昔からある場所~(1995.08.21)
言わずと知れたマイラバの代表曲。このサードシングルで大ブレイク、売上180万枚。
My Little Lover「Hello, Again 〜昔からある場所〜」
2.ALICE(1996.04.22)
ミリオンヒットとなったフォースシングル。森永製菓『ICE BOX』CMソング。
My Little Lover「ALICE」45秒バージョン
3.Man & Woman(1995.05.01)
ロングヒットとなり90万枚以上の売上を記録したデビューシングル。
4.NOW AND THEN ~失われた時を求めて~(1996.10.28)
日本テレビ系ドラマ『ナチュラル 愛のゆくえ』主題歌となったフィフスシングル。
My Little Lover「NOW AND THEN 〜失われた時を求めて〜」
5.白いカイト(1995.07.03)
スマッシュヒットとなったセカンドシングル。2004年、J&J『タイレノール』CMソング。
6.DESTINY(1998.05.13)
フジテレビ系ドラマ『WITH LOVE』主題歌に起用されヒットしたイレブンスシングル。
7.YES ~free flower~(1996.12.02)
角川書店『角川mini文庫』CMソングに起用されヒットしたシックススシングル。
My Little Lover「YES 〜free flower〜」
8.Shuffle(1997.08.20)
マイラバ史上NO.1のアッパーチューンとなったエイスシングル。
9.ANIMAL LIFE(MY LITTLE LOVER featuring AKKO名義)(1997.06.25)
AKKOのソロプロジェクトとしてのリリース。日産『ウイングロード』CMソング。
10.空の下で(1998.01.21)
引き続き日産『ウイングロード』CMソングとなった疾走感溢れるテンスシングル。
マイラバの名曲たちが無料解放状態なのは僕的には割りと衝撃なのだが。。。
エイベックスに移籍したまでは知ってるけど権利関係どないなっとんねん。まぁいいけど。
それにしても余すことなく全部名曲。死ぬ前にこういうポップスを聴けたら幸せな気がする。
平成が終わろうと何が終わろうと色褪せないエバーグリーンなポップスをコバタケさん、ありがとう!
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とりあえず「Singles」「Self Collection」を聴いてください。