またまた酒井順子さん関連だけど、いいネット記事があった。
最新刊「うまれることば、しぬことば」のプロモーションの兼ねての金田一秀穂さんとの対談。
前半の「申し訳ございません」が正しい言い方ではないというのは地味に衝撃。
そういえばヒットドラマ「HOTEL」で高嶋政伸が大袈裟に"申し訳ございません"と謝るのを関根勤がモノマネしてネタにしてたっけ。
あの印象が強すぎて間違ったまま定着しちゃったんだろうな。
前半も面白かったけどメインは後半かなぁ。
「やっぱり」ってめちゃくちゃ使っちゃうよね、やっぱり。
自信のなさの表れとズバリと言われちゃうとグゥの音も出ない。
やっぱりって便利なんだよね、やっぱり。
間に挟むとリズムが出るし同意だったり緩和だったりオールーマイティー。
僕がやっぱりをよく使うのは‘’色々わかって言ってますよ‘’って言うある種の背伸び。
含みを持たせて少しでも自分を良く見せたいと言う意志の表れかもしれない。
あぁ、だから自信のなさの表れでいいのか。
~かなとか~だなぁとかもそう。おっさんになっても断言が怖いんだ。
言葉を柔らかくしたい方向性は間違ってないと思うんだ。
ただ自分の気持ちはやっぱりぼやかしちゃいけない。
自分にも他人にも嘘ばっかりついて生きてきたからさ。
人生は言葉に出るなぁ、やっぱり!