球体通信

Around Forty gay on the Kyushu Island

ユーミン50周年ベスト予想&希望。

勝手にユーミン50企画、第3弾。

 

第3弾は、今秋発売予定の50周年記念ベストアルバム収録曲予想と収録希望曲特集。

 

全国のラジオ局を巻き込んだかつてない規模のキャンペーン「民放ラジオ99局“スピーカーでラジオを聴こう”キャンペーンWE LOVE RADIO松任谷由実 50th ANNIVERSARY ~日本中、ユーミンに包まれたなら~」。

 

その中でベストアルバムの収録曲リクエストを募った「Takara Leben Group presents 民放ラジオ99局キャンペーン ~WE LOVE RADIO 松任谷由実 50th ANNIVERSARY ユーミンリクエストWEEK~」が2週間行われた。

 

www.weloveradio2022.jp

 

で、そのリクエストの中からもう収録曲は決まると発表されているので今さら予想も希望もないのだが、やってみたくなったからやる。

 

決定版ともいえるトリプルミリオンを記録した1998年発表のベストアルバム『Neue Musik』。

 

そして、ミリオンヒットを記録した2012年発表『日本の恋と、ユーミンと。』と裏ベスト的な2018年発表『ユーミンからの、恋のうた。』の直近のベストアルバムが2枚。

 

『Neue Musik』と直近の2枚を比べると意外と漏れている曲があることに気づく。

 

今回ラジオのリクエストキャンペーンを通じてできるベストアルバムということで

 

直近の2枚にはない「Valentine's RADIO」はほぼ確実に入りそう。

 

こちらも同じく直近の2枚にはない「VOYAGER〜日付のない墓標〜」も

 

ノヴァだかエヴァだかで大きな話題になったので入りそうだなぁ。

 

と、素人予想はこれぐらいにして僕の収録希望曲に行こう。

 

MVがある曲だと「宇宙図書館」「情熱に届かない~Don’t Let Me Go」「7 TRUTHS 7 LIES~ヴァージンロードの彼方で」3曲かな。

 

◆宇宙図書館

2016年発表の38枚目のオリジナルアルバム『宇宙図書館』表題曲。

命が潰える時にはこんな曲が流れているんじゃないかとドキリとさせられた曲。

曲の世界観が的確に表現されたまるで走馬灯のようなミュージックビデオも印象的。

宇宙人になったユーミンの違和感なさ過ぎて本物なんじゃ、、と思わせる何かがある。

松任谷正隆氏が書いた本に当時のヒット映画「インターステラー」からインスピレーションを得て作られた曲ということが書いていたとどなたかがブログで書いていたのを見て知った。(本買って読めよ)

言われてみれば本棚と宇宙というのも割とそのままのモチーフ。

それなのにこんなにもまた違う物語を作れてしまうことにその創作性に本当に感動した。


www.youtube.com

 

◆情熱に届かない~Don’t Let Me Go

1991年発表の23枚目のオリジナルアルバム『DAWN PURPLE』収録曲。

当時のキリンラガービールCMソングだったらしく青春の苦みが伝わってくる名曲。

ユーミンのイタコ感が否応もなくビンビン伝わってくるミュージックビデオも秀逸。

なんでこれをシングルで切らなかったんだ!と言いたくなるクオリティーはさすが。

「秋」の曲の多いユーミンだが、この曲も晩秋のもの悲しさを強く感じられる。

アルバムアーティストとしての意地を感じるユーミンの真骨頂。


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◆7 TRUTHS 7 LIES~ヴァージンロードの彼方で

2001年発表の31枚目のオリジナルアルバム『acacia』にも収録された35枚目のシングル。フジ系人気ドラマ「ムコ殿」主題歌のハッピーなウェディングソング。

大胆に打ち込みサウンドを取り入れたことでユーミンの新たな魅力が発見できた曲。

トップスターが世間をだましながら密かに一般女性と結婚生活を送るというドラマに沿った詞の内容だが、

恋愛における嘘と真実というテーマ設定をすることでより普遍的な内容に仕上がっている。

ミュージックビデオではホワイトなエンジェルユーミンとブラックなデビルユーミンが争う。

ニーハイのエンジェルユーミンが神々しい。デビルユーミンもなかなかのハマり具合で良い。


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あとMVはない曲だと「消息」は絶対入れてほしいなぁ。

 

シティポップの名盤としても取り上げられる『PEARL PIERCE』収録曲。

 

2001年発表のバラードベスト『sweet, bitter sweet』以降のベストには収録されていない模様。

 

強い女性像を打ち出したかと思えばこういうしおらしく繊細な主人公出せるのがすごいと思う。

 

サビの"グレイの汚染(しみ)になる"という表現がこれまたすごい。

 

水色のセーターを着た昔の恋人にとって思い続ける自分がグレーのシミになるということなんだけど、

 

水色とグレーという色の対比と

 

過去のものになっても相手に残っていく想いや記憶をシミと表現できるってもう脱帽。

 

また取りとめもない内容になっちゃった。

 

とにかくユーミン50周年おめでとうございます!

 

今秋発売の50周年ベストアルバム、楽しみです!!

 

yuming.co.jp

 

Neue Musik

Neue Musik

  • アーティスト:松任谷由実
  • ユニバーサル ミュージック (e)
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