お盆の時期の大分駅。
帰省客でにぎわう改札前を横目に通り過ぎ土産物コーナーへ。
地元のおいしいものでも食べようと思ってしばらくブラブラ。
けれど目ぼしいものがなくそのままその横のスーパーへ。
そこで久しぶりに出会ったふるさとの味「吉野の鶏めし」。
鶏とゴボウのみのシンプルな鶏めしだがこれがうまい。
九州らしい少し甘めの落ち着く味わい。大きな口でほおばると満足感がある。
鶏もゴボウもゴロゴロ入っていて、おにぎり1個の大きさもかなりデカい。
タテもヨコもあって『まんが日本昔ばなし』に出てくるにぎりめしのような感じ。
奈良の吉野はソメイヨシノの桜が有名だが、こちらの吉野は梅園があり梅が有名。
地元の人間には吉野の鶏めし、吉野の鶏めしと呼ばれ親しまれている。
2個入りパックの他にたくわん付きの3個入りパックなどがあり
最近は個包装タイプも地元スーパーには並んでいる。
特別なものは入っていないので家庭で作ろうと思えば作ることができる。
大分県のYouTubeチャンネルに吉野風鳥めしの作り方が紹介されていた。
かつおだしはともかくニンニクは全く感じなかった。絶妙な味を作るには手間がかかるんだな。
砂糖は入れるんだけどもやはり作るなら醤油は九州の甘い醤油がいいと思う。
ただ1度はお取り寄せもできるので田舎らしい素朴な味を確かめてほしい。